どうも!おばんです。すじにくです。
東京に転勤して、オフ仲間が徐々に増えていくに従い…またしてもトランポが欲しくなってしまいました。
①軽バン:コスト小
まずは庶民の味方、軽バンから。
初期費用・維持費ともに圧倒的に安く、都会勢には人気のトランポです。
現在の軽バンでは、HONDAのN-VANが大人気。
僕のTwitterのタイムラインでも何人か購入報告をしています。
N-VANの良い点をあげるとこんな感じ。
逆に、悪い点はこんなところ。
では、具体的にかかる費用を計算してみます。
N-VANの初期費用
トランポとして使う場合、グレードはハイルーフ、ターボ付きが良いと思います。
したがって、N-VAN+styleFAN ターボ仕様を選択。
新車だと1,699,500円。
中古だと1,300,000円から~という感じ。
クルマはぶっちゃけると新車で買うメリットはほぼ無いと思っているので、迷わず中古を選択します。
N-VANの維持費
N-VANの一番のメリットは維持費が安いこと。
4ナンバーであるが軽自動車であるため、車検が2年ごとで良いのだ!
さらに、エコカー減税も受けられるため自動車税もメッチャ安い。
自動車税:6200円(年間)
車検:80000円(年間で40000円)
車検費用についてはあまり情報が出回っていないが、8万前後であることが多いようだ。
N-VANは4ナンバーであるが、2年ごとの車検なのでハイエースのように毎年車検ではない!これは大きなメリット。
任意保険:ノーカウント(年間)
保険は会社や補償内容、契約者によって千差万別のためカウントしない。
調べてみたところ、26歳以上であれば40000円前後らしい。
自賠責保険:35610円(37か月)⇒11549円(12か月)
自賠責は軽自動車枠。
高速代:軽自動車料金:ETC割引適用可&深夜割引適用可
軽自動車は高速道路代が20%安い。
さらに、ETC割引を利用すれば30%割引となる。
普通自動車で往復10000円かかる場合は、単純に8000円になる。
コースが自宅から遠い人には嬉しい。
例えば月に2回コースに行くと仮定し、普通自動車で往復10000円かかる場所だとすると月に2万円。年間にすると…。
- 普通自動車:240,000円(年間)
- 軽自動車:192,000円(年間)
と、5万弱の節約になる。
駐車代:10000円(ひと月):120000円(年間)
これは軽自動車だろうが普通自動車だろうが変わらないけど、大きなコスト負担になる。
特に東京の中心地では2万~3万かかるところもあるようだ…。
東京郊外なら1万半ば、東京を外れた関東圏なら1万円弱といったところ。
今回は平均して月10000円で計算してみます。
上記をトータルすると、N-VANの1年の維持費は…
- 持っているだけで177,749円(+任意保険)
- 高速代で192,000円
となります!
②ミニバン:コスト中
ミニバンも1つの選択肢。
普通車なので、乗り心地が圧倒的に良いです。
一番のメリットは家庭用として使いやすいところだろう。
嫁さんの理解も得られやすいのではないだろうか。
家庭用ならではのデメリット。
シートやカーペットがしっかりしている故、汚れやニオイが気になりやすい。
雑に掃除したら家族から大ブーイング間違いなし。
車種はステップワゴンが人気
ミニバントランポとしてメジャーなのはステップワゴン。
シートアレンジがしやすく、バイクの積載がやりやすいです。
特にRF型ステップワゴンがトランポ用として評価が高く、めちゃくちゃ丈夫らしい。
上記ブログによると、走行距離15万キロ程度の中古車なら20万程度で購入できるとのこと。メチャクチャ安い。
ステップワゴンの初期費用
古くからある車なので、どの年式を買うのかで初期費用が大きく異なってくる。
新車だと先進装備で乗り心地もバツグンに良いけど…。
- 新車価格:2,714,800円~
となり、最低でも300万はかかってしまう。
一方、上記のRF型ステップワゴンなら20万程度に抑えられる。
レースやめたらクルマ売るよな…って人には良い選択肢じゃないだろうか。
ステップワゴンの維持費
自動車税:39500円(2000cc以上のモデルの場合、45400円)
重量税:16400円
車検:10万円と仮定(年間5万円)
車の状態で大きく変わるので、一旦は10万と仮定。
任意保険:ノーカウント
自賠責保険:36780円(37か月)⇒11928円(12か月)
自賠責は軽と大差なし。
高速代:普通自動車料金:ETC割引適用可&深夜割引適用可
標準の価格。ETC割引を利用すれば30%割引となる。
月に2回コースに行くと仮定し、往復10000円かかる場所だとすると…
- 普通自動車:240,000円(年間)
となる。
駐車代:10000円(ひと月):120000円(年間)
駐車代は軽と同じで計算。
合計すると…
- 持っているだけで237,828円(+任意保険)
- 高速代で240,000円
となります!
③ハイエース:4ナンバー(コスト中)
お次はみんな大好きハイエース。
トランポの王様と言っても良い。
ハイエースにはいろんなサイズがあって、主に以下の4つ。
- 標準ボディ
- ミドルルーフ&ワイドボディ
- ハイルーフ
- ハイルーフ&ワイドボディ&ロングボディ
で、グレードが通常のDX、高級のスーパーGL。
上記のボディサイズと各グレードには組み合わせがあり、以下のラインナップとなっている。(画像はカタログより抜粋)
この中で最もコストが低いのは4ナンバー(普通貨物車)の標準ボディのハイエース。
その他は1ナンバー車(中型貨物車)となり、コストが大幅に上がってしまう。
ハイエースの良いところ
①ハイエースはいくら走っても高く売れる
ハイエースは日本が誇る商用バン。
圧倒的な耐久性が海外でも非常に人気があり、100万キロ走行することもあるらしい。
アジア圏ではハイエースを持っていることがステータスという地域もあるらしく、過走行でも高く売れることが特徴だ。
(日本において、普通車では10万キロを超えるとほぼ値段はつかない)
特に、スーパーGLのディーゼル仕様は人気があり、リセール価格が高め。
②カスタムパーツが豊富
古くから世界的に人気のある車両なので、カスタムが豊富!
トランポカスタムの事例も多くあるので、参考にしやすい。
ハイエースの初期費用
この車も、どの年式を買うかで初期費用が大きく異なってくる。
僕のおすすめは、200系の3型以降でディーゼル仕様のモデル。
エンジン周りの不具合があらかた改善されているため、過走行でも不具合が少ないです。
(もちろん、きちんとメンテされていることが条件)
ディーゼル仕様は車両価格は高いが、リセールが高く燃料コストも抑えられます。
20万キロを超えていれば、DXグレードなら100万前後、スーパーGLなら150万前後も見えてくる。
ハイエースの維持費
ハイエースクラスになると、維持費が一気に高くなる。
その理由は、毎年必要になる車検のせい。
ハイエースバンは普通貨物車、もしくは中型貨物になるので、毎年車検になってしまうんです…。
だが、自動車税はかなり安いので、その点はメリットだ。
自動車税:16000円
重量税:16400円
車検:10万円と仮定(年間10万円)
これも車の状態で大きく変わるので、一旦は10万と仮定。
過走行だと10万越えは当たり前なので低めに見積もっている。
任意保険:ノーカウント
自賠責保険:17270円(1年)
自賠責は普通車に比べて5000円ほど高い。
高速代:普通自動車料金:ETC割引適用可&深夜割引適用可
4ナンバーなら標準の価格。ETC割引を利用すれば30%割引となる。
月に2回コースに行くと仮定し、往復10000円かかる場所だとすると…
- 4ナンバー(普通自動車):240,000円(年間)
となる。
駐車代:10000円(ひと月):120000円(年間)
合計すると…
- 持っているだけで269,670円(+任意保険)
- 高速代で240,000円
となります!
④ハイエース:1ナンバー(コスト高
お次はハイエースの1ナンバー。
標準のハイエースに比べ、ボディが大きくなっており中型貨物車として扱われます。
そこら辺を走っている宅配トラックと同レベルの扱いです。
4ナンバーとの大きな違いは高速料金。
基本料金が中型のトラック料金となり、1.2倍~1.3倍ほど割り増しに。
さらに、ETC休日割引が受けられなくなるため、30%割引が無くなってしまう。
ちなみに深夜割引は適用されるので、深夜12時~早朝4時の時間帯に高速道路を走っていれば30%割引となる。
1ナンバー車は深夜~早朝移動がお得!
ハイエース(1ナンバー)の初期費用
ハイエースの1ナンバー車はグレードが豊富なため、価格差も激しい。
- ハイルーフ
- ミドルルーフ&ワイドボディ
- ハイルーフ&ワイドボディ&スーパーロング
現行では上記3つの1ナンバーモデルがある。
人気だと思うのはミドルルーフ&ワイドボディ。
バイクの複数積載が楽で、周辺機器・荷物もたくさん入る。
車格はデカくて走りやすいとは言えないが、最大サイズのハイエースに比べれば全然楽だ。
ハイルーフは背が高いのでバイクの積み込みはすごい楽だけど、高さ制限がある駐車場には入れない場合があり、気を使うのがデメリット。
意外とデパートの立駐には停められなかったりする…。
最大のデカさを持つハイルーフ&ワイドボディ&スーパーロングは、全長が長く取り回しに非常に気を使うため、都内ではほぼ選択できないと思った方が良い。
ここまで大きいと、別で日常用の自動車が欲しくなってくるレベルだ。
キャンピングカーとして使う人も多い。
ハイエース(1ナンバー)の維持費
持っているだけの費用は4ナンバーとほぼ変わらず。
高速道路代は30%割引が適用されない値段へ。
上記のハイエース4ナンバーと同条件で計算すると…。
- 持っているだけで269,670円(+任意保険)
- 高速代で342,857円
となります!
ここら辺までが、一般的なトランポ。
ここから先は、バイク熱をかなり拗らせた人でないと選択しない領域です。
⑤ピックアップトラック(コスト高)
ザ・アメリカンなピックアップトラック。
最近、トヨタのハイラックスが復活して街中でも見かけるようになりました。
あくまで僕の意見ですが、メリットはカッコよさとオフロード性能、ロマンだと思ってます。
新車価格は400万~500万で、中古なら300万円台。
1ナンバーなので維持費は上記ハイエース1ナンバーと同じ。
⑥けん引・トレーラー
すでにクルマを持っていて、新しくトランポを買うのは億劫だ!って人にはトレーラー化をおすすめしたい。
クルマの後部にトレーラー接続用のヒッチメンバーという部品を取り付けて、けん引車に改造するのだ!
- お気に入りの車がある・・・
- でも車2台持ちは厳しい・・・
そんな方におすすめだ。
- 運転にめっちゃ気を使う
- いつもの感覚で運転すると事故るかも
- 登録変更などの手続きが必要
- トレーラー用の駐車スペースが必要
その他の選択肢
上記でトランポの紹介はおしまい。
番外編として、トランポを買わない場合の選択肢について書いてみようと思う。
①レンタル
レンタルで済ませても、良いんじゃね!?
特に駐車場代がかからないのがめっちゃ良い。
年間で10万~30万程度の節約になる。
自宅周辺に安いレンタカー屋があるなら一考の余地あり。
僕の場合は、近所に軽トラを扱っているお店がなく、ハイエースクラスのトラックorバンで24時間11200円でした。
月に2回行く程度なら、こちらの方が安上がりです。
しかも初期投資は無い。
トランポライフを楽しみたい!とか、車中泊仕様にしてキャンプもしたい!
という特別な考えがなければ、十分レンタルでも良さそう。
②コース近くのコンテナを借りる
限られた選択肢ですが、通っているコースの近くにレンタルコンテナがあれば、そこにレーサーを保管しておくのも手ではないだろうか。
コースまでの足は公道用のバイクやクルマを使い、マシンはコンテナから出動。
終わったらコンテナに戻し、手ぶらで帰る!
身軽で良さそうだけど、コース近くにコンテナがあるかどうかが分かれ道。
まとめ
主なバイクトランポの種類と費用を解説しました。
最後に費用の一覧を記載します。
- N-VAN:購入価格130万~、年間約40万+保険料
- ステップワゴン:購入費用20万~、年間約47万+保険料
- ハイエース(4ナンバー):購入費用100万~、年間約50万+保険料
- ハイエース(1ナンバー):購入費用100万~、年間約60万+保険料
- ピックアップトラック:購入費用300万~、年間約60万+保険料
- その他:けん引・レンタル・レンタルコンテナ
自分の中ではトランポ購入一択!という考えだったけど、記事を書いていく内にレンタルトランポもかなりイケてるんじゃないかと思うようになりました。
鉄は熱いうちに叩け!
という言葉もあるように、熱いうちにレーサーを買って当ブログで報告したいものです。
以上!!!
HVのミニバンはリッター20近く行くらしいですね