こんばんわ!すじ肉です。今日は月が綺麗ですね。
伊豆大島ツーリング2日目の記事です。(結構長くなってしまいました)
タイトルにもありますが、この日は3度の悲劇を味わってしまったのだ・・・。
初日の記事は↓
伊豆大島到着!
4時半にセットしていたアラームが鳴り、目を覚ます。
ちょっと硬いシート&まくらでしたが、なんとか寝れました。
伊豆諸島でもメジャーな島なので、降りる人も多いです。
船はこのあと他の島に回ってから本土に帰るみたい。
そんなわけで上陸じゃ!
コンテナから降ろしてる!俺のバイクはどこだァ!?
でた!WRや!
船から降りるときは面倒な手続きはなく、乗船券出すだけ。
バイクとバッグを回収して、荷造りをします!
バイクは俺だけか・・・ちょっとさみしい。
あとはチャリダーと釣り師がめちゃくちゃ多い!みなさん色んな遊びをしに来てますね。
で、準備してたら若い警官がやって来る。え、俺なんかした・・・?
「バイクっすか!楽しそうっすね~~~ッww」
「あ、そうなんっすよwww岩手から来ますたwww」
何だこの警官、めっちゃ軽い!ww
「これで裏砂漠いくんですよ~」
「やばいっすね!めっちゃ楽しいじゃないですかww僕たちもジムニーで遊んだりしますよ!」
「ジムニーまじっすかww」
警官もジムニーで遊びに行くらしい(笑)
こんなノリでいろいろ話してもらえました。警官にも面白い人いるんだなあ・・・笑
で、準備が終わって大体 AM6:00。ひとまずめし。
伊豆大島一発目の食事はコンビニのサンドイッチ。普通。
うん、普通にうまいけど普通だ。
ちなみに俺の横ではチャリダー集団も朝ごはん喰ってた。
大学生の自転車サークルかな?楽しそうやなぁ。
5分ぐらいで食べ終わったら、何をするか考えるタイム。
朝イチで温泉に入ろうと思ってたけど、たぶん温泉入ったら休みモードに入っちゃうので、伊豆大島一周することにしました!
テンションあがってきた!ウァホーウウ
伊豆大島一周道路
地図で今いる場所を整理してみよう。
伊豆大島には港が2つあり、北側が岡田港、西側が元町港。
青い線が伊豆大島一周道路。
伊豆大島の首都(?)は西側の元町。
基本的には元町港に船が到着するんだけど、天候によっては北側の岡田港になる(岡田港のほうが天候の影響を受けにくい)。
で、到着する当日にならないと、どっちの港につくかわからない。
天候が悪ければ岡田港になる。
俺が到着した日は岡田港に到着となりました。
こっから時計回りにまわっていきます!
とりあえず一周してみる
ほうほう・・・まあなんというか、道自体はごく普通の田舎道だ。
独特だったのは、やたらと40km制限の道路と「警笛鳴らせ」の標識が多い。
うーん、不思議だ・・・
伊豆大島は椿が有名で、色んな場所でこのような椿に囲まれた道をみることができます。ここはちょっとはずれの椿ロード。
で、事前情報でよく出てくるという噂を聞いていたこいつが「キョン」。
動物であり、涼宮ハルヒの憂鬱で出てきたアイツではない。
実際に、おれも2回ほど見ました。
島の東側は標高が高く、ワインディングが多いです。バイクで走って楽しいのは東側でした。西側は町が多い印象。
だいたい雰囲気を掴んだところで、今回の旅の重要ポイントである裏砂漠への入り口も確認できました!
裏砂漠入り口
島の東側、海のふるさと村キャンプ場への曲がり角よりちょっと南側。
道路を走っていれば、目印である「シェルターっぽいもの」が見えます。
ここだァ!!
きたきたきたァ!ここが裏砂漠入り口!!
フム・・・車両の乗り入れは禁止か・・・だが!
「””レンタカー車””は進入禁止」なのだァ!!
つまり、自分の車両なら乗り入れ可能ッ!
よし、ダンジョン入り口は発見した。
攻略は明日にしよう。(キャンプ道具が重すぎるので・・)
ロールプレイングゲームみたいに、ダンジョンで死んだら勝手に町に戻ったりしませんからね。勇気ある撤退。
筆島
ちょっと南に行って山を下り、海岸に近づくと見えてくるのが筆島。
ほ~~ん。タケノコみたいでなんか可愛いな・・・
以上。
写真を撮って出発。
少し南に行くと波浮の町がありますが、特に用事もないのでスルー。
そのまま大島一周道路を進むと通称『バウムクーヘンの道』があります!
バウムクーヘンの道
伊豆大島の西南方面には、巨大な地層切断面があります。
それがこれ!
おわ!!これはすごい!!
こんなん初めてみた!なんちゅ~ダイナミックさだ!!
大体500mぐらいはこの断面が続いています。
早朝なので、行き交う車が少なく存分に景色を堪能できました!
それにしても、、、完全にバウムクーヘンですね・・・。
チョコが挟んであるタイプの!
はい、そんな感じで巨大バウムクーヘンをあとにすると、元町→岡田の順で戻ってきます。
一通り走ったので温泉
さて、またしても岡田港に戻ってきました。一周50km程度なので、1時間ちょっとで戻ってこれます。
伊豆大島のスケール感が大体わかってきました。
この島は・・・むっちゃちいさい。
北海道と比較するとこれぐらい。
おわかりいただけるだろうか?
米粒レベルですね。北海道がでかすぎるっていうのもあるけども。
バイクだけなら、日帰りか1泊2日でも十分かな~って、正直思いました。(ディスってないよ!)
そんなわけで1周したので、温泉に入ることにしました!
御神火温泉
元町のちょっと北側にある温泉。
この日は朝5:30から営業していました!!
料金は700円で、温泉にはサウナもありました。
ですが、さすがにサウナは疲れちゃうのでやめておきました(夜になれば入りたい!)
船旅で疲れた体に染み渡る、いい湯でした。
しかも休憩所とレストランも完備している、伊豆大島きっての極楽スポットである!
この時点で朝9時過ぎ。疲れた&寝不足なので休憩所で昼まで就寝。
お次は昼飯だ!
どんどん亭 金目のあぶりべっこう丼ぶり!
ぜってえウマイだろッ!こいつはァ~ッ!よだれズビッ!
そんなわけで出発!
したんだけど・・・
まさかの立ちごけ
それにしても、めちゃくちゃ腹減った。
カロリーが・・・足りない・・・エネルギーが・・・足りない・・・
このままでは・・・
ヨロっ・・・
あっ・・・
ガシャーン・・・
はい、立ちごけ。右レバーに大ダメージ!
道が傾斜しているのに気づかずにまたがってしまい、足が届きにくいところに、キャンプ道具満載バイク。やらかしました。
あっひゃ~、、、WR初ゴケだ、、、
まあ、仕方ないよね。こんなこともあるさ。
キンメのべっこう丼でも食って忘れようじゃないか!
と思ったんですけれど、どんどん亭、まさかの休日。
ええ~!?マジっすかぁ~、ええ~
まじかよう、パンフレットに載ってるのにやってないのかよう・・・(※GWは営業していなかった模様です)
周りを見渡しても、食べられそうな飲食店がない・・・(お昼時なのに!)
やばい、腹減ってまともにバイク運転できるかあやしいぞ、ただでさえ暑くて汗だくなのに!
※インナーウェアに冬物を着て来てしまった哀れな東北人
仕方ないので、元町港にバイクを置いて町を散策。
発見した食事処「おともだち」で昼食。
昼飯:伊豆大島名物「べっこう丼」
1200円。ちょっと高いな・・・。
普通にウマイけど!空腹に染み渡るぜ!
ちなみにべっこう漬けとは、唐辛子醤油につけた魚の切り身のこと。ちょっとピリ辛なしょうゆ味です!うまい!
大葉とかマグロとかあったら良かったなあ~。
で、腹6分目ぐらいで完食してしまった。
食い足りねええ・・・まあ、いいか。後でなんか食おう。(この決断を、後ほど後悔することに)
キャンプめしの買い出し
本日はキャンプの予定なので、ご飯の買い出し。まあ、ただのカップラーメンなんですけどね。元町のスーパー「紅屋」でカップラーメンBIGの「シーフード」「トマト」を購入。
ま、こんだけあれば夜と朝の分足りるっしょ(ヘラヘラ)
全然足りなかったんですけどね。
ガソリンスタンドでの悲劇
ハイオクがない!
買い出しが終わったので、お次はガソリンスタンドで給油。
島一周+α、70kmほど走っているのでぜひとも給油したい。WRで警告灯が点くまでガソリンを切らしたことがないのでどれぐらい走るかわからないんだけど、おそらく200kmが限度ってところ。
「スイマセン、ハイオク満タンで」
「あ~、すいませんねえ、ここハイオクやってないんですよ~」
ヌッ!?
「えあ、そうなんですか。ハイオク入れられるところってありますか?」
「いや~、ハイオクだと波浮に1件しかないねえ」
波浮に1件しかない????
「えっ、まじですか」
「伊豆大島でねえ~ハイオクは売れないんですよ。レギュラーがほとんどですから」
「あ、ああ~~、なるほどお~」
「あ~でもそこ、今日は祝日だからやってないねえ」
あっ・・・なるほど、理解したよ
これが・・・挫折ってやつなんだね
「そうでしたか、ありがとうございました・・・」スッ
給油は明日か・・・しかも波浮って、真逆の方向じゃあないか・・・ぐっ
一応、観光協会で確認してみる
だが、倒れるときはタダでは倒れない。
念の為、他にハイオクを入れられるスタンドがないか観光協会に確認してみよう。
観光協会は元町港のすぐ隣にあります。
聞いてみると、どうやら元町にも一軒あるようだ。なんだ、あるじゃねえか!
でも休日である今日は営業していないとのこと。オウフ・・・
バイクで走ることすらままならないので、観光してから三原山を突っ切ってキャンプ場まで行こうじゃあないか。
う~ん、、、それにしても、ハイオク可のスタンドがこうまで少ないとは。
伊豆大島はレギュラーが基本!ちい、覚えた
セローだったらセーフだったなあ。
元町を観光してみる
ここが元町港のフェリー乗り場。バスターミナルにもなっていますね。
周辺には人も多く、かなり賑わっています。
すぐそばには、なんと無料休憩所が!しかもWifiまである!(繋がるよね?)
新宿とか秋葉には無料休憩所なんてないのに!
歓迎されてるなあ、俺
そこら中に貸しバイク、貸し自転車屋があります。
伊豆大島はチャリで来るとちょうど良いサイズ感で楽しそう!
元町のアイスクリーム屋『トリトン』。
大島っぽいアイスありますか?と聞くと、島のり、明日葉、きんかんを勧めてくれた。どれも気になるけど、明日葉アイスなんて他の場所じゃ絶対食えない!と思って明日葉アイスにしました。
うまい!抹茶のような味なんだけど、ちょっとだけ葉っぱの風味があるような。。。絶妙だ!
アイス屋トリトン、おすすめです!
さて、それでは三原山へ行こうかね。
三原山へ!
三原山とは、伊豆大島の中央に位置する火山である。伊豆大島の心臓とも言えるような場所!
https://oshima-navi.com/geopark/mihara_trek.html
(リンク先:伊豆大島ナビサイト)
本州では見られないような、ダイナミックな景色が見れそうだ!
そんなわけで、バイクでサクッと行ってきました。
元町から30分ほど、島の中心部へ向かって行くとどんどん標高が上がっていきます。途中は楽しいワインディングでした!
休憩所の先にはこんな景色が!
三原山頂口!
おお~!すげえ!広っ!でかっ!
なんと山の向こう側まで一周して歩くこともできるようだ。
最長コースだと3~4時間かかるらしい!ながすぎる
伊豆大島でも屈指のハイキングコースですね!登山家な方は挑戦してみてはいかがでしょうか!私は、遠慮しておきました(さすがにしんどい)
このときガイドさんといろいろ話したんですが、面白いことが聞けました。
- 夏はこのあたり、霧がヤバくて前が全然見えないらしい
- 車は品川ナンバーになる
- 昔は馬で登山ルートを回れた(今は馬主さんがいなくなってしまった)
- 宅急便は意外と来るの早い(さすが東京)
- ガイドさんは東北のイーハトーブトライアルに出たことがある(!?)
- コンビニがないのは、多店舗出店しないとお店を出せないため
なるほど、どおりで品川ナンバーだらけなわけだ(笑)
霧がすごいってのも、制限速度40km区間が多いのに関係してそうだ。とにかく前が見えないらしい。
となると、こんなに景色が良いのはすごくラッキーなのでは!?yっしゃ!
海のふるさとキャンプ場
さて、今日見たい場所はすべて見て回ったのでキャンプ場へ行きましょうかね。予定地は『海のふるさとキャンプ場』!
(リンク先:伊豆大島ナビサイト)
フリーのテントサイトと貸しテントサイト、バンガロー的な建物もあります。ゴミ捨て場、炊事場もありますし、充実してますね!
なんだけど、駐車場からテントサイトまで200mぐらい・・・重い荷物を2往復して運ぶのは正直しんどかった。
ふう・・・やっと設営したぜ。
それにしても、ハラヘッタ・・・
やばい、今年1番の空腹だ。まだ4時とかなんだけど、もうカップラーメン食いたいんですけども・・・
キャンプ場での孤独
う~む。なんてこった。
このキャンプ場、圏外なんだな・・・
しかも腹減りすぎて手が震えてきたし、本などのヒマつぶしグッズがない。
はっきり言ってかなりマズイ状況だ・・・
ガソリンが無いので街に行って買い出すわけにもいかないし、ひたすらボーッとするしかない。あれ?おれ、伊豆大島まで来て
何やってんだ・・・?
人がいればまだ孤独感もないのだけど、あいにくテント客は俺のみ。
このあと2時間ぐらい空を眺めて過ごしました。
で、6時頃。
念願の夕めし!!!
カップラーメン(トマト)。
う”ま”い”いいいいいいいいい!
でも、足りないなあ・・・もっと食いてえよ・・・。
だが、我慢だ。明日の朝食がなくなる。
★キャンプツーリングで大事なこと
- めしは少ないより余るぐらいでちょうど良い
- 電波が入らないとめっちゃ暇なので他の暇つぶし手段が必要
- 非常食を持ち歩こう
今度からは気をつけよう!
さて、夜になって本格的にヒマなので
8時に寝ました。
明日はお待ちかねのダイビング!!なんだけど、キャンプで疲れてて正直不安だ・・・。
続き
立ちごけ・・どんまいです(>_<) でも折れたりせず、ツーリング続行できてよかったです!! ちな、(少なくとも)八丈島・小笠原では、寿司にはわさびじゃなくてからし、刺身にはわさびじゃなくて唐辛子、がスタンダードだと思われます。なので伊豆・小笠原諸島の文化ですね~ 伊豆大島は潜ったことないので、ダイビング記事も楽しみです!(^^)
なまものさん
曲がるだけで済んだので、幸いでしたw
からしは初耳っすね!そういえば寿司は食べてなかったなあ・・・
ダイビングはいろいろありましたので、長い記事になりそうです!笑
まずは散策!といった感じでしょうか。冒険感というかワクワクが伝わってきます!
「伊豆大島はレギュラーが基本」…この情報はもっと拡散されるべきでは?
芋虫さん
本土とはまた違う雰囲気があって、新鮮でした!
レギュラー基本は、全力で広めていきたい情報ですw
大島はバイクで走るにはとても小さいですよね。
だから250ccのオフ車レンタルとかないのですかね?
私は岡田港着だったのですが、そこから時計回りで様子見したらあっという間の50分でした。
ただ初めて見たバウムクーヘンはびっくりして感動したのを覚えています。
ああゆう場所は中々ないですよね。
おっしゃる通り東側がお勧め快適ルートですね。
爽快この上ないルートなんですが、こっちのが キョンのばかやろーがたくさんいたと思いますw
私はセローだったのですみません、ハイオクの情報は知りませんでした。
ただ日曜日が休業しているのと、元町辺りにしかなかった記憶しかありませんでした。
べっこう丼はお店によって若干味も違ったりするので何件か食べ歩いたりもしました。
伊豆大島に来たのですから値段の問題はさておいても、食べておいて正解でしたね。
あきさん
小さいですね。レンタルがないのはなんでなんですかねー。原付きならあるらしいんですが、250オフはないですよね。需要はありそうなんだけど・・・。
私はキョン1回しか見なかったですw
べっこう丼は絶対食べようと思ってましたからね、でもこの日しか食べてなかったので、もう少し食べ比べてみたかったです。