どうも、すじ肉です。
新元号は「令和」とのことですね。
第一印象が「クールな刀使いの女キャラ」だったので、どうやらぼくは完全にゲーム脳のようです。
さて、いよいよ春本番になり例のイベントが近づいてきました。
Door of Adventure 2019 マザー牧場です。
(2018鮫川村での開催レポートの記事もあるよ!) www.metal-and-bike.com
こいつに参加する前に、マシンの気になるところは全部手を入れておこうと思って
ここ数ヶ月いろいろとやっておりました!
特に気になる点がショックの硬さだったので、その点はテクニクスさんにオーバーホールとスプリング交換を依頼しました!(近い内に記事にします)
で、ショックをオーバーホールに出している間にリンク周りとブレーキ周りのオーバーホール・グリスアップを行いましたので、まずはリンクのグリスアップについてまとめます^^
①リンク周りの分解
リアタイヤを外した状態。
ブレーキホースサポートを外し、キャリパーをフリーの状態にします。(キャリパーはタイラップで固定しておいた)
ここは十字穴ネジなのでドライバーで外すんですが、狭くて通常のドライバーは入らないのでスタビードライバー(短いドライバー)かドライバビットなんかが必要です。
あとはリンク周りのボルトを外せばごそっと取れるんですが、ボルトがだいぶ硬いです。怪我に注意!
取れました^^
②グリスアップ
けっこうグリスは残っていたんだけど、心を鬼にして拭き取ってから新しいグリスを丹念に詰め込んでいきます。
ヤマハのベアリングには、このように油分保持用の樹脂部品があるので
よっぽどのことがない限り油切れにはならないっぽい。
上の写真のようなベアリングとベアリングの間にある隙間や、ダストシールの間にある隙間にも丹念にグリスを詰め込みます。
ごみや水分に対するバリアになったり、油分の保持に一役買ってくれるみたい。
そんな感じですべてのベアリングにグリスアップを行いました!
ちゃんとするぞ!って人はキチンとパーツクリーナできれいにしてからやってくださいね!(どうせすぐ汚れるしさぼりました)
グリスについて
ちなみにここらへんに使うグリスはリチウムグリスかウレアグリスになります。
指定グリスはヤマハグリースBで、これはリチウムグリスです。
ウレアグリスはリチウムより性能が高い、上位互換のグリスと思ってもらえればOK。でも、値段は高い。
グリスについてはこの本でめちゃくちゃ詳しく解説されてるので、読んでみるのオススメ!このシリーズ、基礎の基礎から解説してるし勉強になるので激推しです。
そんな感じでグリスアップは終了!
ちなみに自分はアストロで買った300円のリチウムグリスを使いました・・・。(ほんとはワコーズの良いやつ使いたかったんだけど)
ワコーズだと、上記の本ではオフ車のリンク周りは基油のコシが強いMPGがおすすめされています!
2300円です。俺の使った300円のグリスがいかに安物か、おわかりいただけただろうか・・・?次回の整備ではこれ使いたいけど、300円のグリス全然減らねえ(´・c_・`)
③リンク組み付け
分解したときとは逆の手順で組み付けていきます。
シャフトにも忘れずにグリスアップ。
まずはここ。コネクションロッドをつけます。ここは80N・mの指定。
次はリレーアーム(おにぎり)です。
テクニクスでオーバーホールしてもらったリアショックと共に組み付けていきます
締め付けトルクは以下参照。
リアショックが付きました!
お次はスイングアーム。ついでにチェーンも掃除しておきました。ちょっと動きが渋かったから、今シーズンの終わりに交換するのもありかなあ
あとはチェーンサポートなどの各種部品とリアブレーキャリパーをつけて、リアタイヤ装着となります!
チェーンのたるみもバッチリ調整しておきました!
(リアタイヤが浮いている状態で35mm~48mmぐらいが良いようです)
リンクのグリスアップは以上です。
動きの変化は・・・乗ってみないとわからないですねw(乗ったらわかるとは言ってない)