とうとう10月になっちゃいましたね。
もうすぐバイクに乗れなくなるので、鬱になる予定です。すじにくです。
今週は調子の悪かったジェベル君を直そうと、重い腰を上げて頑張りました!
(↓症状が発覚した記事)
とりあえずキャブを外すとこまではやっていたのですが、
会社のバイク乗りの先輩方に知恵を絞っていただいたところ
「ドライサンプだよね?オイル入れ過ぎたんじゃね?」
とのこと。
ざわ・・・
ドライサンプ・・・?
は・・・?なにそれ・・・?
色々調べてみたが、エンジンオイルの循環方式にはウェットサンプとドライサンプなるものがあるらしい。
よくわからんが、俺は”ドライ”カレーも普通のカレーも好きだ・・・
ウェットサンプってなんなん?
通常のバイクやクルマで用いられている方式。
エンジン内部にオイルパン(オイルをためるところ)があり、そこにたまっているオイルを内部の回転体やポンプで循環させる。
図で表すとこんな感じ。
◯メリット
シンプルな構造でコストを下げられる。
オイル交換が楽。
◯デメリット
オイルの劣化が早い。
循環に重力を利用するので、オイルコンディションにより循環が安定しない。
ドライサンプとは?
レース車両や、オフロードバイクでよく使われる方式。
エンジンとは別体のオイルタンクがあり、そこにオイルを溜める。
循環はオイルポンプを用い、強制的に行う。
◯メリット
オイル循環が安定する。
オイルタンク容量を大きくできるので、オイル温度の上昇が抑えられ、冷却性能が上がる。
エンジン下部にオイルパンが必要ないので、最低地上高を高くできる。(オフロードバイクでよく使われるのはこれが理由)
◯デメリット
必要オイル量が多い。
オイル交換がめんどくさい。(詳しくは後述)
部品点数が増えるので、コストがかかる。
オイル交換との関係
ドライサンプはオイルを溜める箇所が2つある。
そして、オイルをポンプで汲み上げているので、エンジン停止直後と運転前では油面が変動するため
適切な手順でオイルレベルを確認する必要がある。
ここ大事。適当にレベル確認しても何も意味がないみたいです。
ウェットサンプは基本的にエンジン横の窓からレベルを確認すればokですよね。
俺はウェットサンプでのオイル交換しかやったことがないので、ドライサンプのオイルレベル確認がシビアだとは全く知りませんでした。
そんなわけで、自前で行ったオイル交換で、
オイルを入れすぎていた→オイル漏れ
を誘発してしまったのではないか?と。
そんなことを会社の先輩がたに教わったのです。
言われてみれば、レベル確認適当だったな・・・。
でも、ちゃんとマニュアル通りのオイル量(1.9リットル)を入れたんだけどな・・・。
規定量入れました!おしまい!じゃダメなんですね。
マニュアルに書かれていたレベル確認方法
教えてドラえもォ~んッ!
フム、なになに・・・
①オイルが入っていることを確認してから、アイドリングで10分~15分暖機運転する。
②エンジン停止後約1分後にオイルレベルゲージのゲージ部を見て油面がF~Lの範囲内にあるか確認する。
③範囲内にない場合は調整する。
なんだ・・・と・・・?
10分も暖気して、
さらにエンジン停止後1分の時点での油面を測定する・・・だと・・・?
全然してませんでした!!!
というか、なんだこのシビアさは・・・
エンジン停止後1分とかマジかYO・・・
この事実により、俺がオイル交換失敗したという結果が濃厚に。
そーなりゃ、キャブは簡単に点検して、すぐにオイルレベル確認作業を行おう!
念のためキャブの内部も確認
上蓋とダイアフラムを外す(外しただけ)
ここが問題(だと思ってた)フロート部
の、ニードルバルブ部分。
ここがすり減ってたりゴミが挟まったりしてると、オイル上がり(白煙)の原因になるのだが・・・どうやら大丈夫っぽい。
やっぱ、オイル入れすぎが原因っぽいな―
ではサクッとキャブを組み付けて、オイル確認と行こうか・・・!
ようやくのオイル確認
手順通り10分暖気からの、エンジン停止後1分待って測定。
まずはゲージを拭き取る。
ほんで、タンクに突っ込んでからゲージを確認。
ん~・・・見にくいけど
完ッ全にアッパー超えてますねーーー!!!
Fの文字を越えて、丸棒になっている部分までオイルついちゃってるじゃないですか~!
よし、これはクロだな・・・。
いでよ!注射器!
ジュルルル・・・
・・・
抜いて、暖気、1分待って、レベル確認、
抜いて、暖気、1分待って、レベル確認、
抜いて、暖気、1分待って、レベル確認・・・
結果
400cc抜き取っても、白煙は止まりませんでした。
ただ、明らかに症状は軽くなった!
オイルレベルは400cc抜き取ったのにもかかわらず、依然Fを上回っている。
う~ん・・・
さすがに400cc抜き取ってFより上ってのがとても気持ち悪い・・・。
もしかしたら測定方法が間違ってるのか?
いや、でもマニュアル通りだしなあ・・・う~ん・・・
この日はとりあえず400ccの抜き取りで手を打ち、また様子を見てみようと思います。
続き⇒キャブと燃料コックの使い方が原因でした!
ドライサンプは扱いが大変なんだなぁ(ハナホジー)と思いながら記事を読んでいましたが、私のバイクはセミドライサンプでした……。
しかもどの辺が「セミ」なのか全然把握していないので、ちょっと調べてきます(;´Д`)
そんな高尚な方式なんですね! ドライサンプって聞くだけで高級!って脊髄反射で思ってしまう(笑)
ともあれ原因解明のようでよかったですね!(^^)
よんぴるさん
セミドライサンプ・・・!?
なんですかそれwwwもはやわけがわからないですww
なまものさん
ドライサンプの車は間違いなく高級車だと思いますw
原因は、正直「解明」っていうほどでもないかな~と思います。もしかしたら別の原因があるかも・・・
そんときは素直に入院させますw