どうも!すじ肉です。最近ようやっと熱くなってきて、僕のテンションも熱くなります。(テンション上がってタイトル写真入れてみた)
今回は伊豆大島ツーリング3日目の記事です!前回の記事はこちら。
キャンプ場の朝
キャンプ場の朝。午前5:20ごろに起きる。
だいぶ早起きだけど、前日は暇すぎて夜8時に寝たので、10時間ほど寝ている。
正直言って寝すぎてだるいぐらいだ。
風呂も昨日の午前中に入ったばかりなのでちょっと気持ちが悪い。疲れも溜まっていて、あまり良いコンディションとは言えないなぁ
そういえば、初投入したナンガのシュラフ【Aurora light 450DX】はかなり暖かかった!一応、一年中使えるモデルだけど、6月あたりからは暑すぎるかもしれない。東北~北海道なら初夏でも使えるかな?
ゆったりとした寝心地で窮屈感はなく、とてもお薦めです!!
そして今日はいよいよ人生初ダイビングの日。
集合は8時なので時間に余裕はあるけど、遅れるのは社会人としてアレなのでなるべく早く用意をしよう。
朝飯はカップヌードル(トマト)
うまいけど、ちゃんとした飯を食べたい・・・!
で、ここからは辛い撤収タイム。
200mを2往復するのはしんどいぜ!
(途中、リッスがいました。)
さて、いろいろ頑張って撤収完了。
なんやかんやで7時を過ぎてしまった。やばいな、ダイビングショップは反対方向だし、ギリギリじゃん!
頑張って山を登り、
またまた山を下り、
海沿いの道を通り、
なんとか集合5分ほど前に到着!
キャンプ場から大島一周道路まで出るのがけっこう時間かかった^^;
海のふるさと村キャンプ場の感想
ちなみに今回のキャンプ場、海のふるさと村キャンプ場ですが、バイクのソロキャンプはおすすめしない・・・。良いところと悪いところをあげると、
良いところ
- 格安でロッジ、レンタルキャンプができる。手ぶらでOK。
- ロッジは一泊2000円、朝食も追加できる。
- 炊事場、ゴミ捨て場、温水シャワー完備。
- 堤防で釣りができる?
悪いところ
- バイク乗り入れが不可
- 街まで遠く、キャンプ場からの買い出しが大変。
- 電波が通じない。
- バイク乗りがいないので、本気の孤独キャンプになる(つらい)
こんな感じ。テント張ってくたくたになるぐらいならロッジに泊まればよかったw
やっぱりバイク乗り入れできないとしんどいですね。
それと、周りに人がいない孤独キャンプがマジで孤独すぎてつらかった。
仲間と泊まったり、手ぶらキャンプしたい方には非常におすすめです!
さて、それではいよいよダイビングの時間じゃ!!!
今日がダイビングの日だと思ってた
(写真撮り忘れたのでgoogle mapより。フィッシュアイランドクルーというお店)
さて、ダイビングショップに到着しましたが、時間になっても人が現れません。
車もないし、どうなってんだ・・・?あれ・・・?
今日は5月1日で、ダイビングは5月1日・・・?あれ?そうだっけ?
で、予約メールを確認したら5月2日になってました。
あああああ!今日じゃないじゃ~~~~ん!!!
うん、そっか。そっか~。とりあえず街いこうか。
元町で裏砂漠に向けての準備
ひとまず元町港の待機所で脳内作戦会議。
まずは宿。2日連続のキャンプは疲れるので民宿を取ることにする。
急な予約だったけど、なんとか宿の確保は完了。「交楽荘」という宿に決定!
次は本日の予定。ダイビングするつもりだったがなくなったので、本日は裏砂漠へ行くことにする!
さて、そうと決まれば善は急げだ。軽量化のため、観光センターに荷物を預けに行く!
(手荷物は300円で一日預かってもらえます)大事なのでアンダーライン
めちゃくちゃ軽くなりました。これで走りやすくなった!
お次はガソリンの給油。
ハイオク187円・・・クッソ高え!!!
やはり離島はガソリンが高い・・・
とまあこんな感じで準備完了。早速裏砂漠へ向かいました!
裏砂漠へGO!!!
前日に場所を確認済みなので迷わずに来れました。
空気圧を落として、写真を撮って準備完了!
(ジムニーの人が突撃していった図)
では行きましょう!
半端じゃない開放感!
地面は1cmほどの石ころが敷きつまっている感じ!
最初は車やバイクが通ったであろうワダチに沿って進んでみる。意外とノーマルタイヤでもグングン進む!
しかし調子に乗ってわだちのない場所に行くと、あっという間に埋もれて全然すすまなくなりました!(⌒,_ゝ⌒)アルエー?
もがいて脱出したけど、場所によって埋もれる場所とそうでない場所があるようだ。
わだちのところは踏み固められていて安全っぽい。
見た目じゃほとんどわからないから要注意だな。うん。
で、そのままワダチに沿って気持ちよく走行!
やばいぞ!なんだこの開放感は!!
スゲーー!本当に砂漠の上を走ってるんだ!!
外国のラリーに出ているかのような気分になります!
ヒャッホーーーーイ!
で、5分ぐらい進むと開けた場所に例の看板を発見。
うむ・・・もう終わりか。距離自体はみじかい。
だが!!
んおおこのスケール!!!
でかすぎるだろおおおおおおおおおお!
砂漠のド真ん中って気分になってくる!
もういい!寝る!(!?)
皆様!ここがあの裏砂漠です!
とまあ、こんな感じで遊んでしまいました。(⌒,_ゝ⌒)
せっかくだからいろいろ回ってみようじゃないか!(看板を越えないあたりまで)
無事にスタック
そして、調子に乗って遊んでいたら・・・む?タイヤが進まない・・・ギュルルルルルr
あら~~~~↑
見事にスタック。スイングアームのあたりまで埋まりそうになってるじゃあないですか!
砂漠の中、僕は一人
バイクは埋まり、何思ふ。
さすがにマズイと思ったのでメットとウェアを脱いで救出モードに。
後ろからリアキャリアを持ち上げてなんとか脱出。
そのままハンドル持って後ろにザーッと引っ張って車体全体を救出できました。
これ以上危なそうなとこに行くのはやばいと思ったので、地面の硬い安全地帯まで押して行って小休止。
マジに焦ったぜ。
ふう・・・
疲れたし汗だくだし、そろそろ帰るか。
そういえば、この裏砂漠入口のところにはバスが来ているので、歩いてここまで来てる人も何人かいました。やりおるな。
あと、走行中アクションカメラで撮っていたけど初のオフヘルで撮影角度が悪くなってしまい、とてもネットに上げられるようなものではなかった・・・(´・c_・`)残念。
裏砂漠は本気で別世界だった
さて、所要時間は大したことなかったですが、
裏砂漠は本気で別世界でした!!日本でこんな場所があるのが驚きです。
こんな場所でエンデューロとかラリーとかやってみたい。
戻ったらきっちりタイヤ圧を戻しておきます。
さて、メインイベントは終わってしまったので、あとはゆっくり散策でもしようかな。まずは月と砂漠ラインに行ってみることにする。
月と砂漠ライン
裏砂漠入り口からちょっと南にあります。
すごい名前の道ですが、ワインディングというわけでもない普通の山道。
この駐車場からは裏砂漠を一望できる裏砂漠展望台へアクセスできます。
もしかして夜に来たらすごい星空が見えたりするのかな・・・?
駐車場。脇にある登山道を登っていくと展望台です。片道30分ほどです・・・。
行くのめんどいなあ・・・と思っていたけど、ちょっと話したご夫妻が「ぜひ行ってください!」と勧めるのでやる気になりました。
頑張るか!
裏砂漠展望台
そして!
うお!広い!!(本日n回目)
もっと歩く!
頂上までもう少し!
着いたァ!!
(何度も言うけど)広すぎる!!
人の住んでる街や建物がほとんど見えないのが衝撃的!
風が心地よい。
時間を忘れて物思いにふけってしまう。
この地形の誕生の歴史とか、あのへんには川が流れてたんだなとか、さっきバイクで遊んでた場所はあそこらへんか??とか、そこかしこに「何故か」あるワダチを見て「おかしいな・・」とか思う。
ここに来て再確認したけど、やっぱり裏砂漠はめちゃくちゃ広い。
下からでは山の向こう側は見れない。さっきまではあの山の向こうはどうなってるんだ?って思って、ここに来たらそれがわかる。で、見てみると山の向こう側はやっぱり砂漠。ちょっと感動しました。
ちなみに写真の白い装置は火山の活動を見るためのものらしく、おさわり厳禁。双眼鏡ではなく、ちょっと残念だった(笑)
いやあ・・・満喫したなあ!裏砂漠!ありがとう伊豆大島!
さて、あとは下山して昼飯でも食べるとするかね。ハラヘッタ・・・
昼飯は岡田港の「島スパ」
とにかく腹が減ったので、食べたいものリストの中から一番近い岡田港にあるお土産屋さん「一峰」さんの「島スパ」をいただく。
う”ま”い”!
べっこうに使用した特製の青唐辛子醤油と、白身のヅケをベースにパスタを炒め、最後に島海苔をふんだんに振りかけた、磯の香りとタレの香ばしさがあと引くうまさだァ~!(パンフレットより紹介文引用)
パスタ好きにはぜひ食べてもらいたい!
さて・・・食べ終わる頃には3時。いい時間なので、民宿いってお風呂でも入るかね。
汗を流したくてたまらない!
民宿「交楽荘」
元町港から徒歩5分ほどの好立地!ありがてえ!
(外観はこんな感じ)
おかみさんに挨拶すると、(そんなことはないと思いたいが)あまりにも俺の体臭がきつかったのか、「お風呂はいる?」と勧めてくれた。
温泉に行くつもりだったけど、とにかく早くサッパリしたかったのでお願いする!
あー生き返る!!サッパリするー!ありがてえ・・・!
でも熱すぎて、
シャワーだけになってしまった!!
んで、洗濯しようとしたのだけど長期のお客以外NGとのこと。
あ・・・そうなんだ。ホームページには洗濯機有りって書いてあったんだけど・・・
(後々聞いてみたら、古い情報がそのまま載っているようだ。昔は二人で切り盛りしていて洗濯機OKだったのだけど、今年の4月から一人になって見きれなくなったとのこと。)
ならば致し方ない。コインランドリー探すついでに、いろいろ探索してみよう!
コインランドリーを探す
そんなわけでコインランドリーを探す旅に出たけど、なかなか見つからない。
- おかみさんに聞いた場所は普通のクリーニング屋で、
- クリーニング屋にコインランドリーの場所をおおまかに聞く
- 土地勘がないので迷う
- 散歩してたおじいちゃんに聞いてみる
- ようやく見つかったクリーニング屋の手前で、初日に話した警官と遭遇。
- 警官といろいろ話したら30秒差で先に洗濯物入れられた
ちくしょーーー!!!
まあ、しょうがねえな・・・ちなみに警官からは、伊豆大島には1件だけキャバクラがあるとかそういう情報を得られました。
それと、伊豆大島にいる警官さんは、地元民かと思ったらそうではないらしい。
みんな本土から希望してやってくるのだそうだ。
おお、そうなんだ!意外だ!
そして、2年経つと元いた場所に戻るのだそう。
なんで伊豆大島に?って聞いたら、
「海近いし楽しそうじゃないですかww」
と言っていた。
「まあやることないんで一ヶ月で飽きましたけどww」
あと23ヶ月どうないすんねん!!
ペラペラ喋ってたら定時になったのであがるとのこと。警官は残業をしないのだ!うらやましい・・・
コインランドリーめちゃ高問題
で、話してたらコインランドリー争奪戦に負けてしまった私です。
クソ・・・一個しか洗濯機がないとは・・・これが大島クオリティか・・・!
つか値段高え!?一回1000円かよ!?
さすがに目玉が飛び出そうになる。
まあでも仕方ないので50分待ってここで洗います。待ち時間は暇だったので町内徘徊してました。(不審者ではありません)
元町港からワンショット。反対側には釣りをしてる人が多くいました。
で、ようやく50分経過し、コインランドリーに洗い物を突っ込めました。
よかった~。
民宿で夕食
6時になったので民宿で夕食。
ひさびさにまともな飯が食えるぜ!!!
ヤッターーーーーーー!!
食堂はこんな感じで他のお客さんと一緒に食べるスタイルです。おかみさんが話を盛り上げてくれて、非常に楽しいひとときでした!
飯はうまいし、話すのは楽しいしで民宿っていいなあ・・・。
今日はどこどこに行った~だの、
あそこにはいきました~?だの、
あそこのあれが良かった~、だの。
いや、さわがしい所とか大人数がガヤガヤしてるようなのは非リアなんで苦手だけど、少人数で静かに談笑するのはけっこう好きみたいです。
自分の意外な一面を発見してしまった。
前日がマジ孤独キャンプだったので、その反動もあるかもだけど、本当に泊まってよかった!
おかみさんの伊豆大島トークが面白くて、
- 今年の4月からおかみをはじめた(両親を継いだかたち)
- 東京に住んでいたけど、やってみよっかってノリで来た
- 引越し費用がめちゃくちゃ高くて、100万を優に超えた
などのおかみさんの出自や、
- 全然若い人がいなくて人口が減っていってる(進学で本土に行く)
- 観光客も減っていて、危機的状況
- 昔は多くの人が来ていた
- 潮風で車がすぐダメになる
- 30年前の災害で多くの人たちの仕事がなくなった
などなど、伊豆大島の抱えている問題などの話を聞けた。
う~む・・・俺にできるのは、伊豆大島が面白かったっていう情報を伝えるってことぐらいだけど、それでもやってみよう、って思いましたね・・・。
それにしても、東京の仕事をやめ、さらに多額の引越し費用を払って大島での生活を始めたおかみさん、本当にすごい。
おれにはとても真似できないよ・・・パトラッシュ・・・
こんな感じで夜は更けていき・・・
温泉に入るのをあきらめて就寝!まあいいよね、さっきシャワー浴びたし(⌒,_ゝ⌒)
(なお、疲れは取れていない模様)
お得な情報
現在、しまぽ通貨という伊豆諸島内で使える電子マネーがあります。
これは7000円払って10000円分の通貨がもらえるというもの。
なんと3000円もオトクなのだ!
伊豆大島の限られたお店でしか使えないので要注意だけど、この交楽荘ではしまぽ通貨での支払いに対応済み。
おかみさんに教えてもらって、かなりお得に泊まれました!
そんなわけで3日めのレポートは以上。
とにかく裏砂漠が良かった。小さな夢が一つかなってしまいました。
さて、明日はいよいよダイビング。完全に疲れが取れておらず万全な体調とは言えないが、張り切って楽しむぜ!
次回、「ダイビング、おもらししたら、30万」ご期待下さい!
凄い行動力ですね(;^_^A
砂漠凄い!!!大自然を味わえるのもオフ車の魅力ですよね~次回タイトルが気になりすぎる・・・・
砂漠のスケール感! コインランドリーとガソリンの高さ!! そして引っ越し代100万円! どれもこれも”島ならでは”ですね! 予定外だったようですが楽しかったようで!(^^)
次回タイトルwww
この時期は、つまりは、そういうことですね!
>2スト忍者さん
一人カラオケ、一人映画、一人ロングツーリングはお手の物です!
>ぼっちさん
オンロードじゃできない遊びですよね!
次回、震えて待て
>なまものさん
海を隔てると、同じ日本でも環境が全然違うので驚きでした!ちなみに宅急便は意外と早いらしいですw
やはり、ピンと来ましたか!
きっちり気を引き締めましたよ、ついでに膀胱もw
日本唯一の砂漠体験お疲れ様でした。
何とも言えない孤独感、感じられましたか?w
私は一瞬、ここは火星か?と錯覚してしまった程でしたw
実は伊豆大島は観光がかなり重視されているのであまり文句を言われないのですよね。
って調子に乗ると迷惑をかけてしまうのである程度自重する必要がありますが。
私は看板に気づかずにずっと奥まで走っていってしまいました。
もちろん一人でしたので行けるところまでで諦めたのですが、後でマップをチェックしたら月と砂漠ライン側を越えて火口付近まで行っていたようでした。
友人はバウムクーヘン側から入り口があると地元のライダーから情報を得て表砂漠と裏砂漠を走り抜けてしまったなんてのも聞きましたし、ずっと奥まで走りぬけておまわりさんにみつかったけど、「気を付けて砂漠を下りて下さいね~」なんて心配されたり、みなさんおおらかなようです。
まぁ砂漠のスコリアをどれだけかっぽじったところで何の問題もないのでしょうねw
とにかく裏砂漠だけは走ってみないとわからない解放感、走って損はありませんよね。
民宿もキャンプもされたみたいですね。
何か私の印象は東京都とはいってもまったく別の土地の人柄という印象で、とてもいい人ばかりだったという感じでした
あきさん
島の方々は、おおらかで気さくな人が多いですよね!私もそう思いました。話してて楽しいというか、歓迎されているというか。
看板の奥まで行ったんですね!羨ましいですw事前に調べて看板のことを知ってたんでそれ以上行かなかったんですが、行けばよかったと思いました(笑)
おそらく、地元の方たちは普通に看板越えて遊びに行ってるような気がします(笑)