おばんです。すじにくです。
今年も花粉の時期がやってきてしまいました…。
花粉症歴10年弱の僕ですが、この時期はバイクシーズンの始まりだ~!ってテンションが上がる一方、花粉に悩まされる時期でもあります。
特に、バイクは花粉と切っても切れない関係にありますよね。
運転中は鼻をかめないので、何度ヘルメットに鼻水をまき散らしたことか…。
今回はそんな花粉に悩めるライダー向けに、僕なりの花粉対策を語っていこうと思います。
①最強なのはやっぱり『薬で予防』
いきなり根も葉もないこと言いますが、最強は『薬』です。
特にお医者さんからもらう薬は効果抜群。
薬と言ってもたくさん種類があるので、それぞれ説明していきますね。
飲み薬
主に『予防』の効果があります。
1日に決められた分量を定期的に飲む必要があります。
薬によって1日1回で良かったり、眠気を催すものだったり、色々特徴があるので自分に合った薬を見つけるのが花粉症対策に有効と思います。
(眠気を催すものはツーリング前には飲まない方がいいですね。前日の夜に飲むのが良いと思います。)
用法用量を守って飲めばかなり効果があります。
実際、僕も薬を飲み始めてからあまり花粉症には悩まなくなりました。
ただ、以下のようなデメリットもあります。
- 即効性がない
- コストが高い
- 毎日飲むのがめんどくさい
特に『コストが高い』のはダメージがデカいですね…。
ちなみに、今僕が飲んでいるビラノア錠は1日1回で良いのですが、空腹時に飲まないとあまり効果を発揮できず、副作用で眠気を催すことがあります。
目薬
次は目薬。
僕はお医者さんからもらっている目薬を愛用しているんですが、『かゆみを予防する』ものと『かゆみを抑える』ものがあります。
出かける前や、かゆくないときに『予防する』方を使って、かゆくなったら『かゆみを抑える』方を使うって言う感じですね。
これも予防するのが大事で、一度かゆくなると『かゆみを抑える』目薬を使ってもなかなか収まりません…。
ちなみに僕が使ってるのはパタノール(予防用)とフルメトロン(かゆみを抑える用)です。
フルメトロンはストロイド系で強力なので、かゆすぎて死ぬ!!って時にしか使いません。メインはパタノールです。
目薬も色々種類があるので、特徴を把握して使いましょう。
ちなみにコンタクトだと使える目薬はかなり限られる印象…コンタクトの方は辛いですね。
点鼻薬
これも『予防』と『症状を抑える』タイプがあります。
僕はお医者さんから『予防』するタイプの方をもらっています。
名称はナゾネックス。
これと飲み薬を併用することで、鼻水で悩むことがマジで減りました。
バイクに乗ってると鼻かめないし点鼻薬させないしなので、予防が大事ですね。
さて、以上がお薬系。
バイク乗りならではの対策は次の項目からになります!
②乗車時の花粉を防ぐ
ここからは物理的に花粉をガードすることについて書いていこうと思います。
ヘルメットの選定・セッティング
まずはヘルメット。
バイクに乗る以上、前方から大量の花粉が顔面に飛来することは避けられません。
そこで、どんなヘルメットを使うかによってダメージが変わってきます。
NG:半ヘル、ジェットなどのオープンタイプヘルメット
これは花粉を自ら吸い込みに行っているようなものですね。
特に半ヘルは口だけでなく目にも大量に花粉が付着するのでかなり苦しいことになると思われます。
後述のスポーツマスクを付けるのがおすすめです。
半ヘルならゴーグルも欲しい。
OK:フルフェイスヘルメット
目から口まで、直接花粉を吸い込むことを防いでくれます。
重要なのは、シールドを閉めること、エアインテークを閉めること、ですね。
アライやショーエイなどの高級ヘルメットに特に多いですが、メットの各部にエアインテークが取り付けられています。
そこから大量の空気を取り入れてメット内を快適に保っていてくれるわけなんですが、同時に花粉も侵入してしまいます。
なので、できればエアインテークは閉じておきましょう。
最低でも、口元のインテークは閉じるべきですね。
GOOD:オフロードヘルメット
目と口のガードもでき、なおかつマスクを付けてもフルフェイスほど苦しくなりません。
最強の対花粉ヘルメットだと思ってます。
オフヘルにはゴーグルタイプとシールドタイプがありますが、僕はシールドタイプの方が目がかゆくなりにくい気がします。
ゴーグルタイプだと、ゴーグル脱着の際に花粉が付着しそう。
※あくまで僕の考えです。
マスク類
マスク類は効果抜群なんですが、同時にヘルメットを被ると非常に不快になります。
フルフェイスだとマスクの装備はほぼ無理ですね…。
何点かスポーツマスクを買ってみたんですが、一回しか使ってないです。(‘A`)
あと首に巻いて固定するようなマスクはダメですね、ずり落ちてきて超不快になります。
このご時世、マスクは降車用として運用するのが良いのかなと思います。
ただ、半ヘルやジェットを使用するならマストですね。
オフヘルならまだ不快感も少ないかも。
ちなみに僕はこんな商品を買ってみましたが…フルフェイス派にはおすすめできない。
本体がネオプレンなのでメット内でめちゃくちゃかさばります。超息苦しい。
こっちの方は耳掛けできるし、素材が柔らかい布なので不快感はあまりないですね。
見た目も威圧的でないので良い感じ。普段使いにも良さそう。
花粉バリア
鼻に塗るタイプのあれ。
鼻の中を粘着コーティングして花粉が体内に侵入するのをブロックしてくれるようです。
効果はあると思いますが、お薬ほどの効果はないと思います。。。
あと、はたから見ると鼻くそほじってるように見えるので人目に付かないところでないと使えないですね。出発前に使うのがグッド。
でも、大体は出先で塗ってねえ!って気付くんだよなあ…。
ちなみに塗ってみると鼻の中がねちょねちょスースーするのでなんか気になります。
花粉が憎くて仕方ない!フルフェイスだからマスク付けらんねえ!という人におすすめ。
③帰宅後のケア
ここまではツーリング前~ツーリング中に有効な対処法を話してきました。
ここからは、ツーリング後の対策になります。
ツーリング中に大量の花粉を体内に吸収してるはずなので、帰宅後のケアも忘れずに!
でないと、翌日の朝に苦しい思いをするかも…。
鼻うがい
僕はかなり効果あると思ってます。鼻うがい。
コップにぬるま湯を入れて、鼻から吸って口から出すやつですね。
めちゃくちゃすっきりします。
苦手な人は専用のスプレーが売ってるのでそれを使うと良いと思います。
全然沁みないです。
お薬
予防用のお薬を忘れずに接種しておきましょう。
毎日の積み重ねが大事。
翌朝に『うげー!目が!鼻が!』ってことが良くありますからね…。
お風呂、ウェアの手入れ
基本中の基本ですが、やっぱ大事。
体には大量に花粉がこびりついているので、忘れずに風呂に入ってすっきりしましょう。
ウェアも部屋に入れない、または玄関ではたくなどの花粉を部屋に入れない努力が必要です。
体を洗う前や、着替える前に横にならないでくださいね…!
まとめ
バイク乗りの目線から花粉症対策を書いてみました。
身もふたもない話ですが、やっぱり『餅は餅屋』お医者さんのお薬が一番効きます。
あとはとにかく『予防』ですね。
辛い時期ですが、ともに乗り越えていきましょう!!
以上!!