どうも!すじにくです。
この記事は僕がやってきたWR250Rのカスタムと、今後やっていきたいカスタム案をまとめたページです。
①カスタムの方向性
WR250Rはオンロードもオフロードもそこそこ走れるバイク。
だけど、それ故にどちらも中途半端になりがち。
僕の場合はオフロードをもっと楽しく走りたいので、オフロード性能を上げるカスタムを基本の方向性としています。
②実施済みのカスタム
フェンダーレス
お山の仙人と遊びに行ったらフェンダーがボコボコになったので、フェンダーレス化。
ついでにレンズをワレンズ化してます。
ぐにゃりと曲がったフェンダー。
これはこれでカッコいいのだけど、オフロードではかさばってかなり邪魔。。。
フェンダーレス化してすっきり!
オフで遊ぶなら必須のカスタムだと思います。多少の軽量化にもなる。
アンダーガード
WR250Rは標準ではアンダーガードが付いていない。
(ちっこいプラスチックのカバーはついていますが…。)
オフロードを走るとエンジン下部に石や岩がヒットしまくるので、アンダーガードは付けておきたいところ。
僕がつけているのはこれ。金属製でしっかりしているし、オイル抜き用の穴があるのでオイル交換も楽。
ただ、このアンダーガードは不快な振動音(不協和音?)が発生するため、樹脂製のものにしようかと思案中。少し重いしね。
こっちのアンダーガードは多少軽くなっている。
ただし、ドレン穴がないのでオイル交換のたびに外さないといけないのが面倒だ。
アンダーガードと本体の間には、下記のようなスポンジフォームを挟んでおくとグッド。
入れておかないと泥とかがめっちゃ入ってきます。
ラジエターガード
転倒してラジエターを破損すると一発で走行不能に陥るので、ラジエターガードを付けてます。
右側転倒で思いっきり地面に打ち付ける箇所なので、できればやっておきたい。
ハイシート
これは最近やりましたが本当に良い!
ケツ痛が圧倒的に改善して、オフロードライディングが楽しくなります。
上達スピードも速くなります。
ソフトスプリング
WR250Rのノーマルスプリングは、タンデム走行や高速走行も考慮されているため、スプリングレートが高め。
オンロードでは全く問題ないんですが、オフロードでは固すぎます。
滑りやすい路面だとサスペンションが仕事せず、全然グリップしないでズッコケます。
そこで、ソフトスプリング化してスプリングレートを下げることで、オフロードに最適なサスペンションセッティングとなり、グリップが効くように!
結果、より楽しくオフロードを走ることができるようになります!
僕はオーバーホールも兼ねてテクニクスさんに依頼しました。
ステップ
純正のステップはヨボヨボなので、ガチッとしたモノに交換しました。
いま付いてるのはZETAのステップ。
見た目で選びました。(笑)
圧倒的なカッコよさと食いつきの良さが売り!
他に良さそうなステップは、DRCのステップ。
見た目は微妙だけど、高さの設定がハイ、ミディアム、ローの3種類選べるのが偉い。
スタンディング時の重心を下げることができる、ロータイプが良さそうです。
あとはラプターのフットペグ。
意味わからんぐらい高いけど、チタン製で非常に軽い。
フロントスプロケット
WRは低速トルクがスッカスカなので、オフロードでは非常に心許ない。
上まで回せばトルクは出ますが低速は本当に使えないです。
なので、スプロケットのギア比をショート側に振ることをおススメします。
僕はフロントの丁数を13丁から12丁に落としましたが、それだけでもかなり乗りやすくなりますよ!
もっとショートに振りたい場合は、後輪のスプロケット変更とチェーン変更が必要になるのでハードルが高め。
なので最初はフロント1丁落としがおススメ。
オフロードミラー
オフロードライディングではスタンディング走行をしたり、フロントアップをしたりなど、何かとミラーが邪魔になりがち。
僕の場合は、オフロードミラーⅡを付けてます。
根元の部分がボール状になっていて、折りたたんで固定することができます。
こんな感じ。
オフロードミラーの良いところは、以下の点。
- ノーマルミラー並みの見やすさ。
- 高速走行でもぶれない。
- ノーマルよりも軽量。
林道まで舗装路で移動するって人には特におすすめ。
ちなみにヤマハの場合は右側が逆ネジなので、注意してください。
左はこちら。
以前はトライアルミラーを使っていたんですが、公道で使うにはあまりにも見にくかったので現在は使っていません。
ハンドルバーライザー
ハンドルの上下位置を調整するためのパーツ。
これはライダーの体格により異なるのですが、スタンディング時に深い前傾姿勢になってしまうようだと、そのハンドルは低すぎます。
僕は身長176cmですが、標準のハンドルバーでは低すぎてスタンディングがやりずらかったんですよね。
そこで試しにハンドルバーライザーを入れてみたら、劇的に乗りやすくなり感動!!
30mmアップを入れましたがかなり良い感じです。
ステルスハンドルバー
オフロードを走るとコケまくって何回もハンドルバーを買い替えることになります。
僕は出来が良くてコスパの良いステルスのハンドルバーを良く使ってます。
本当はプロテーパーとかレンサルとかのトップブランドのハンドルを使いたいんだけどね…。お値段が高いのである。
ちなみにファットバーではなく、ノーマルバーです。
ノーマルバーのクランプバー部分に空気入れとエアゲージセットを入れてるため。
トレックフィールドのセット商品ですが、めちゃくちゃ便利なのでおすすめです。
また、ステルス製品はロッキースポーツで買うのが安くて良いです。
僕はいつもここで買ってます。
ハンドガード
オフロードを走ると何度もコケるため、指先やレバーを保護するためのハンドガードがあった方が良いです。
地味に走行風もガードしてくれるのでツーリングにも良い。
ハンドガードはオープンエンドタイプとクローズエンド(樹脂or金属)タイプがあります。
オープンタイプはバーエンド側が固定されていないので、転倒のガードとしてはほぼ役に立たないです。
モトクロスとかで前走者が巻き上げた石などから手を守るためのガードですね。
クローズエンドタイプは金属タイプと樹脂タイプがあるんですが、金属タイプはハンドリングが気持ち悪くなるためあまり好きではありません。
(ハンドルのしなりが無くなってしまい、なんとなく気持ち悪い)
そこで僕としては、樹脂タイプでありながら十分なプロテクション性能と頑丈さを備えている、アチェルビスのトライフィットをおすすめします。
値段もアチェルビスの中では買いやすい部類。
とはいえ、盛大にクラッシュしたら一発でオシャカですので、その辺は留意しておいてください。
リチウムイオンバッテリー
バッテリーのリチウムイオン化はコスパ最強の軽量化カスタムです。
数万円でキロ単位の軽量化ができます。
トレール車は重たいので、できる範囲の軽量化はしておきたい。
軽量化カスタムは突き詰めるとめちゃくちゃお金がかかるんだけど、(数百グラムでウン万円はザラ)バッテリーとマフラー交換は効果大でコスパも良いので最初にやるべき軽量化カスタム。
取り回しの時点で明らかに軽くなるので感動しました!
ちなみに僕はAZのリチウムイオンバッテリー使ってます。
そして、リチウムイオンバッテリーは専用の充電器が必要!
セットで準備しておこう。
ヘビーチューブ&ビードストッパー
パンク予防のためのヘビーチューブ化と、低圧走行に対応するためビードストッパーを入れています。
ビードストッパーは前輪1個、後輪2個の計3つ。
軽量な樹脂製のものを使用しました。(高いけど…。)
ビードストッパーを入れていないと、低圧走行の際にタイヤずれが起きてチューブのバルブがちぎり取れるのでオフを走るなら入れるべきだと思います。
リアキャリア
伊豆大島のツーリングへ行く際に付けました。
ただ、250ccクラスの車体にガッツリ積載すると走行性能が著しく低下するので、フェンダーレス化の時点で外しちゃってます。
最近はもっぱら大型バックパック+リアバッグ。
モンベルのトレッキングパック55ってのを使ってますが、数日のキャンプなら余裕で対応できます。
僕がやってきたカスタムはここまで!
次は今後やりたいカスタムについて書いていきます。
③今後実施したいカスタム
マフラー
マフラー交換は鉄板のカスタムだけにやっておきたいところ。
定番のFMF Q4+SP忠雄 POWERBOXの組み合わせか、RC甲子園のヒットマンマフラーを付けたい。
FMF Q4のメリットは性能とコストパフォーマンスだと思う。
有名な組み合わせで使用者も多いだけに、中古で出回ってる数も多い。
デメリットは騒音規制に引っかかるところ。
コースを走るだけなら問題ないけど、閑静な住宅街や静かな森を走るときにはNG…。
そもそも公道を走ってはいけないのだ。
ツーリングメインなWRにはキツイデメリットだ。
一方、RC甲子園の方は騒音規制をクリアしており、公道でも問題なく走れる。
さらに、チタン製で圧倒的に軽量だ。
問題は価格。
チタン製のフルエキでは12万程度。新品で購入するのは勢いと勇気が必要だ…。
そんなわけでRC甲子園のフルエキを狙ってヤフオクやメルカリに張り込んでるんだけど、なかなか出品されないので当分ノーマルで走ることになりそうです。(‘A`)
チュブリス
チューブタイヤはタイヤ内部のチューブで圧を確保しますが、このチュブリスを使うとチューブを使う必要がなくなるため、かなりの軽量化が期待できます。
僕はヘビーチューブを入れているんですが、手で持ってズッシリ来る重さなので、それが丸々無くなるとなれば効果絶大だと思う。
さらにバネ下の軽量化なので、サスペンションの動作改善に繋がり、よりオフロードライディングが楽しめるようになる。
デメリットはタイヤ交換が難しくなるところ。
さらに、チュブリスを扱えるショップでないといけないので、適当なお店では対応できないのもマイナスだ。
カスタムホイール
これもバネ下軽量化に効果絶大。
何より、見た目がむっちょカッコいい!
テクニクスのホイールかZETAのホイールを入れたいのですが、テクニクスの方は公道走行不可とのことなのでZETAの方で検討中。
リバルビング
WRのフロントフォーク、リアショックはフルアジャスタブルの本格的なモノですが、スプリング同様にタンデム走行や高速走行も考慮した設計。
そのため、オフロード専用にセッティングされたサスペンションに比べると、どうしてもパフォーマンスは落ちてしまいます。
そこで、テクニクスさんが推奨しているリバルビングを施すことによって、自分の用途、体格に合わせた自分専用のサスペンションを作り上げることができます!
僕はすでにソフトスプリング化をやっているので、残るはこのリバルビング。
次回のオーバーホール時に一緒に依頼してみようと思います。
LEDヘッドライト&フォグランプ
WRのヘッドライトは本当に暗いので、夜間のツーリングはかなり気を使う。
特に田舎道ではフォグランプが欲しくなる…。
重量は増えてしまうけど、致し方ない。
ETC
これも重量増だけど、高速道路を経由した林道ツーリングでは欲しくなる装備だ。
前のバイクでは付けていたから気にならなかったけど、毎回財布からクレジットを取り出すのはマジで面倒ですね…。
ただ、WRはETCの装着スペースが非常に限られている。
オフローダーの間ではシート下に無理やり入れてたり、シュラウドの内側に入れたりする人達が多いみたい。
自分のWRはリチウムイオンバッテリー化しているので、それで空いたスペースをどうにか使えないかと思案中。
油圧クラッチ
WRのクラッチは、ぶっちゃけると重いです。
オフロードでは繊細なクラッチ操作を多用するため、クラッチは軽ければ軽いほどありがたい。
そこで、標準のワイヤー式から油圧式のクラッチマスターに変更したい。
このマグラ製の油圧クラッチはKTMに純正で採用されている信頼性の高いもの。
ボルトオンで簡単に装着できるのもグッド!
とはいえ、お値段が4万5千円と高価なので後回しになりそうだ・・・。
チェーン、リアスプロケット
チェーンとリアスプロケットを交換して、さらなるショート化と軽量化をしてみたい。
チェーンについてはこれらの記事が参考になりそう。
装着の際は後輪位置をギリギリまで後ろにセットして、トラクションを高めるようにしてみたい。(フロントアップはやりずらくなると思うけど…)
ダイヤフラム撤去
WR定番の吸気系カスタム。
WRは厳しい環境規制に対応するため、高回転域での吸気を制限するためのダイヤフラムが取り付けられています。
そいつを外すことで、フルパワー化&軽量化ができるカスタム。
リンク先の記事によると、低回転域でもパワーアップの効果を感じられるとのことで、是非やっておきたい。
コストもかからないのでお手軽だ。
まとめ
WR250Rで実施したカスタム、実施したいカスタムについてまとめました。
どんどんカスタムして、もっと自分色に染め上げていきたいっすね!
もし、他におすすめのカスタムあんぞ!!って方はコメントを頂けると、とっても嬉しいです^^
最後に、カスタムで非常に参考になったサイト様のリンクを張っておきます。
以上!!