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成田マックオフアカデミーが最高だった件。参加レポート

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おばんです!すじにくです。
今回は2021年12月11日に行われた、成田MUC-OFFエンデューロアカデミーのレポートをしていこうと思う!

とにかく最高のスクールだったので、興味のある人はぜひ参加してみてほしい!

MUC-OFFエンデューロアカデミーとは?

JEC主催で例年行われている、エンデューロのスクール。
年に数回行われているようだ。

このアカデミーの凄いところは、超スゴイ先生たちの濃密なレッスンを受けられるところ。エンデューロ担当の鈴木健二校長、トライアル担当の野崎史高先生、モトクロス担当の渡辺学先生だ。

生徒たちは3グループに分かれて、各先生たちのレッスンを受けるというわけ。
エンデューロ、トライアル、モトクロスの3レッスンをレジェンドな先生たちから受けられるという最高すぎるイベントなのだ。

これで参加費1万円というのだから感謝の気持ちが絶えない。

まずは健二先生の座学から。

健二先生の座学

キホンのキであるポジションについての講義。
健二先生がバイクに乗りながらポジションの解説をしてくれました^^

シッティング

バイクの中心に乗る。※お尻がバイクの中心。
最も安定し、振られない。操作もしやすく、動けるスペースもある。
具体的にはペダルの真上、シートの一番凹んでいるところにお尻を乗せる。

試しに前や後ろの方に座ってみると、確かに振られやすいと感じた。

先生曰く、みんな大体後ろの方に乗っているとのこと。
確かに、意識しないとイスに座るような感じでお尻が後方に行ってしまうのだと思う。

ぼく
ぼく
けっこう思い切って前に座らないと中心に座れてないことが多いのかなと思いました。

下半身はホールドが大事で、膝から下は基本的にバイクに接しておく。
1cmでもバイクから離れてしまうと、コントロールが効かなくなってしまうそうだ。

スタンディング

土踏まずでステップに乗る。
ヒールのかかとに引っ掛けるイメージでOK。

拇指球を乗せるポジションだと、衝撃で足首を痛めるかもしれないから良くないそうだ。

足はくるぶしグリップ。
膝を落としてのニーグリップは疲れるから良くない。自由度も少ない。とのこと。

ぼく
ぼく
これ、やっちゃいがちなのでドキッとしました。
友人K
友人K
くるぶしグリップ出来てないからそうなるんだろうな。

足首グリップはブーツを乗せるときに食い込ませるようにすれば自動でできる。
普通に乗せるんじゃなくて、ペダルの外側から内側に向かって押し込むように乗せる。

これは目からうろこでした。
筋肉を使ってくるぶしグリップしなくていいのでめちゃくちゃ楽ですね…!

コーナリング

前に座るのではなく中心に座る。
前に乗りすぎると窮屈で操作できない。

ぼく
ぼく
え?みんな前に乗れって言うけど…
友人K
友人K
これにはみんな疑問に思ったようだな。

生徒「いつも前に乗れと言われるんですけど…」
ケンジ先生「それはみんな後ろに乗ってるから前に乗れと言われているだけだと思うよ

なるほど、そうかもしれない!

コーナリングの画像

この写真は日野での伊集院スクールで取ったものだけど、これでも思いっきり前に乗るように意識しているつもり。これでようやく真ん中あたりに座れているかな?というレベル。

曲がるとき内側の足はタンク、シュラウドを挟むように力を入れる。
コーナーでふらついてしまうのはこれができていないから。
下半身でホールド、操作。これが鉄則。

ぼく
ぼく
これも図星・・・。内側の足はなんとなく上げれば良いんでしょ?(ヘラヘラ)みたいな感じでした。
友人K
友人K
外側の足をホールドってのはよく聞いてたが、内側もホールドってのは初めて聞いたかもしれないな。

その他はこんな感じ。

  • 足はペダルに斜めにあたる。
  • ブレーキは曲がる前に終わらせる。
ぼく
ぼく
健二先生の座学を通して、先生は楽な乗り方、疲れない乗り方を重視しているように見えました。
友人K
友人K
長時間乗るエンデューロならではの考え方だな。

座学は以上。
上記の内容は健二先生のライテク講座サイトで見れる基礎テクニックの項で似たような内容が書いてあるから、詳しく知りたい人は読んでみてくれ!

マナブ先生のモトクロス講座

朝イチの講義ということもあり、体がガチガチ。
ひたすら受付下のオーバルコースを回ってました。

やったことはそれだけなんだけど、座学のイメージを元にポジションに気を付けながらの走行となりました。一人一人のポジションを見てマナブ先生がアドバイスをしてくれる感じ。

特にバイクの中心に乗ってコーナリングすることに注意しました。

その他のお話はこんな感じ。

  • チュルチュル路面のコツは一速落としで開け開けで行く→フロントを浮かせると取られにくくなる。
  • 上位を取るライン取り→コーナーで減速しないこと。アウトインアウトなど。(減速するときに抜かれるため)
  • 減速しないコーナーリングの練習として、ブレーキなしの走行練習もためになる。
  • 125は坂で失速するとキツイので2速か一速。250はトルクあるので大丈夫。
  • だめなラインは下見や最初のラップで把握すること。

健二先生のエンデューロ講座

走りごたえMAX。

まずは成田のエンデューロコース(中級)を何周か。
ヌタチュル路面で木板や丸太が至る場所に埋まっており、高低差も激しいのでめちゃくちゃ楽しい!
自分はYZとVEゲコタだったので大丈夫だったけど、トレール自走組はキツそうだった。

ぼく
ぼく
日野や勝沼とはまた違う雰囲気のコースで良かったです。

その後は中級コース入り口の下り坂でみっちりと下り練習を行いました。

下りの練習

この下り坂は直進から右折してすぐに下るレイアウト。
坂の序盤はわだちが出来ていて視線が釘付けになり、中盤はツルツル路面でブレーキが利かない。終盤でブレーキが利く平和な路面となる。

先生曰く「最初が肝心。最初の轍に気を取られすぎて減速できていない人が多い。」とのこと。
兎に角減速して進入が大事だそうだ。

で、すべるポイントでブレーキロックしてコケる人が多数発生。
僕ももれなくコケまくりました。

少しでもフロントブレーキを握ると即ロックしてて転倒ってパターンが多かったのでフロントブレーキは使わずにリアブレーキだけで降りてました。

とにかくロックさせない!しそうになったら離す!
ことがとても大事!

ポジションはお尻を2センチ程度浮かせばオーケー。ゲキサカでもない限り極端な下り姿勢は必要ないとのこと。

で、気になってフロントブレーキを使わないで降りてもいいか聞いてみたんだけどそれは良くないとのこと。
やはり制動力はフロントブレーキが主なので、下りでもフロントブレーキを使えた方が有利。

ぼく
ぼく
最終的には止まれるようになりましたが、下り坂でフロントブレーキ停止はかなり難しいです。チョンチョンってかけるので精一杯でした。

エンデューロ講座は以上。
ほぼ下り坂オンリーでした。

トライアル

最後は野崎先生のトライアル講座。
トライアル体験からの、フロントアップとガレ場の練習でした。

全体的に技の練習というよりかは、トライアル的な遊び方の説明をしてくれている感じ。
フロントアップでは指定した距離を浮かせる練習だとか、ガレ場ではコーンで進入禁止ゾーンを作っての練習だとか。

トライアル体験ではコーンを置いて、足を着かずに走行できるかチャレンジするといったもの。コーンは色分けされていて、青が左側で赤が右側だとかの意味があるらしい。

極低速でのターンが要求されるんだけど、ハンドルだけでは曲がり切れない角度を指定されてバンクも必要な設定。めちゃんこムズかった。

ぼく
ぼく
もちろん僕はクリアできませんでした。

フロントアップ練習では先述の通り、距離を決めてタイヤを浮かせる練習。
低速走行しながらのフロントアップですね。
こと細かくフロントアップのやり方教えたり・・・というのは時間の関係で無かった。

ガレ場の練習では、先ほどトライアル体験でやったコーンの内側を足を着かずにクリアする、ということをガレ場でやりました。(ほぼ岩だったけど)

ぼく
ぼく
これもムズかったですね…。勢いでクリアするのはエンデューロで、テクニックでクリアするのがトライアルって言ってました。

以上でmuc-offエンデューロアカデミーは終わり!

感想

1万円で1日中濃密なレッスンを受けることが出来て最高でした!!
自分の苦手な部分が分かっている方はトップライダーの方たちに聞く機会にもなるので、ある程度うまい人にもおすすめできます!!

ただ、コースや岩場を走ったりするのでガチの初心者には敷居が高いかもしれないです。
ある程度慣れた方向けかな。

以上!

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