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雨の日のツーリングで覚えておきたい、『鉄則15カ条』を記します。

おばんです。すじにくです。

先日、雨の日でもツーリング行こうぜ!みたいな記事を書いたのだけど、友人から「雨の日にコケたことあるからトラウマだわ~」みたいなコメントをいただき、なるほど。と思いました。

あれだけ雨天ツーリングを煽っておきながら、雨の日の乗り方を発信しないのはおかしいのでは?と思いましたので、ぼくなりの雨天ツーリングで気を付けていることをまとめてみました!(梅雨明けたけど…)

雨の日にコケないために

雨の日にコケないためにはいろんな方法があると思うのだけど、この記事では心構えの話をソフトウェア、装備の話をハードウェアとして分けて説明します!エンジニアっぽくてかっこいいでしょ?

ソフトウエア

まずは心構えの話から。

乗り方のコツ

①急のつく動作はやめよう

まずはこれ。教習所でも習いましたが、急のつく動作はやめよう!具体的には急加速、急ハンドル、急停止。濡れた路面は滑りやすいので、普段は大丈夫な動作でもコケる可能性が高い。特に上記の動作は危険だから、やる必要性がないようなライディングを心がけよう!太平洋のように広い心で、時間にゆとりを持って行動するのがコツだ!

逆に考えるんだ、遅れちゃってもいいさと考えるんだ。

②コーナリングはなるべくバンクさせない

コーナリングスピードを下げるのは当然なんだけど、バイクだからある程度はバンクさせないと曲がりませんよね。でも、バンクさせると接地面積が減るので、当然滑りやすくなります。そんなときはリーンインで曲がるのをオススメしたい!ぼくも滑りやすそうな路面を走るときはリーンインで曲がります。

こういうのはダメだ!

③リーンインとは?

コーナリングの姿勢のうちの1つ。バイクはなるべく立たせて、上体をグイッとイン側に持っていく。これにより、バイクを立たせたまま全体の重心をイン側に寄せることができ、少ないバンク角で曲がることができます。あと、気持ちいいから好きな曲がり方です。

欠点は、見通しの悪さとカーブ途中の修正が難しいところ。頭がイン側に行くので、見える範囲が狭いです。カーブ途中の修正は、よりイン側に行くことはまだ簡単なんだけど、外側に行きたくなったらまた上体を戻してリーンウィズの姿勢に戻す必要があるので大変です。なのでイン側に行きすぎないようにリーンインしていくといいと思います!

注意すべき場所

④橋

次は滑りやすい場所の説明。まずは橋です。具体的には、橋のつなぎ目の金属部分。ツルツルしてるので濡れてるとかなり滑りやすくなります。橋は風も強くなりがちなので、けっこう注意が必要なポイントです。

⑤マンホール

これも金属むき出しなので滑りやすいです。なるべく踏みたくないね…特に交差点で曲がる最中に踏むと危ないので注意です!マジで交差点付近にあるマンホールは罠。

⑥トンネル

トンネル内部は滑りやすい路面であることが多いです。さらに、暗いから水たまりも見にくく、油断してるといきなりコケるかも!幸いカーブは少ないので気をつけながら運転しよう。

上の写真のトンネルはツルツル路面で非常に滑りやすかった・・・

⑦横断歩道

横断歩道も危険。白く塗ってある箇所が滑りやすいです。特に新しいほど塗料が分厚くてコケます。綺麗な横断歩道にはトゲがある。と覚えておきましょう。

⑧下水道の網っぽいところ

これはあまりないと思いますが、踏切のフチとかにたまにあるよね。ブロックタイヤで踏むとかなりイヤになります。

⑨疲れたらこまめに休憩

ソフトウェア最後はこれ。やっぱ疲れてると全部雑になるからコケやすくなる。あともう少しで家につくからそのまま行っちゃえ!みたいな時が一番危ないぞ!

ハードウェア

お次はハードウェア面から考えてみます。

⑩タイヤ

タイヤはツーリング用タイヤで。排水性が良いものだと雨でも滑りにくいです。ハイグリップタイヤだと危ないかも…

排水性に関してはタイヤ表面のミゾを見てもらえれば大体わかります。

  • ミゾ大⇒排水性大
  • ミゾ小⇒排水性小

って感じ。

ハイグリップやレースタイヤはミゾが少なかったり、なかったりなので、雨には弱いです。

⑪グローブ、ブーツ、レインウェア

これはめっちゃ大事。これが良ければ快適になり、疲れにくくなります。よって、コケにくくなる。グローブはまあ濡れてもなんとかなりますが、ブーツの中が濡れるとホンマ辛いので防水タイプがオススメ。レインウェアはある程度のものを買っておくと、サウナ状態にならず快適に過ごせるので1万円から2万円を目安に買うといいと思います。普段使いもできるしね。

ちなみに僕は、ブーツはエルフのシンテーゼ14、レインウェアはタイチの1万5千円ぐらいのやつ使ってます。グローブは未だに正解を見つけられていないですが、ホワイトベース二宮さんがオススメしていたパワーエイジのレイングローブはかなり気になる。

ブーツカバーはイマイチだった

僕は革ブーツも好きなのでブーツカバーを使っていた時期がありましたが、かなりイマイチでした…

操作感が低下するし、滑りやすくなるしでオススメしません。ものによっては良いのかも。

⑫ヘルメットのシールドには撥水加工を

雨が強くなると、視界が悪くなり危険です。でも撥水加工しておけばかなり見やすくなります!ぼくはロンツーに行く際はメガネ用曇り止めと合わせて持っていきます。

⑬メガネも撥水

メガネ使いならこれも!

⑭タオルやウェア入れる袋など

忘れがちだけど重要です。ずぶ濡れのままお店入ったら迷惑だからね…カバンに濡れたウェアをそのまま入れたくないし。帰ったあとに濡れまくったかばんの中を見るとゲンナリします。

⑮タンクバッグやカバン類はレインカバー付きがオススメ

最後にカバン類。電子機器や地図、着替えを入れる方も多いと思うので、レインカバーはあったほうが良いです。カバンを買う際は、レインカバー付きのものか、レインカバーは付けやすいか、を判断材料に入れるとグッド。レインカバーを収納するためのポケットがあって、丸めて収納できるタイプは使いやすいのでオススメ。

ぼくはサイドバッグをよく使っていますが、ロールタイプで防水なので、スマホや財布を入れるのに重宝しています。昔財布が濡れまくってひどいことになってね…万札がグシュグシュになりました(‘A`)

まとめ:雨天でも安全に楽しくツーリングを!

最後に、一番大事なのは雨でも余裕をもってツーリングを楽しむことかな!常に笑顔になれるくらいの気持ちで走れたら、きっと楽しく安全に走れるはずです。

 

我ながらいい言葉で締めくくったな・・・以上!

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